自己憐憫

ハナちゃん、正式譲渡おめでとう☆
楓くんも、ハナちゃんに続こうね!
合わせた花は、Pansy
Pansyといえば、D.H.Lawrence の詩集 「Pansies」
この中に収められている「Self-Pity」(自己憐憫) という詩
野性なるものが 自らをあわれむのを
私はみたことがない
小鳥は凍え死んで枝から落ちようとも
自分を惨めだとは 決して思わないもの

幸せという概念はなくても
楽しい時を共有することは出来るはず








トレーニングの入ったうちの犬たちを見て、
「人の言う事を聞かされて可哀想」と言う方が、時々ですがおられます。
可哀想というのは、人が勝手に抱く思い。
犬が自分自身を可哀想とは思いません。
「なんでも自由にさせることが幸せ」ですか?
呼び戻せない犬を離しておいて、捕まらないと追い掛け回し、
無意識のうちに吠える行為を助長し、誤った認識で負荷をかけ、
拾い食いを許し命の危険に晒すことが、自由にさせた結果なら、
それは犬にとって幸せですか?
トレーニングはコミュニケーションです。
「言うことを聞かせる」のではなく、「気持ちを伝える」ためのもの。
一方的に押し付けるのではなく、人と犬との会話のカタチ。
犬に教えるものではなく、人と犬とが共に学んでいくものです。
「可哀想だからしたくない」
憐れみだけで、互いが幸せになれますか?
ま、そういうこと言う方のは大概、負け惜しみ?やっかみ?
あ、負け犬の遠吠え! (あー言っちゃったよーーw)
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